プロフィール

母・姉と共にピアノ演奏家の一家に育つが、生来アウトドア派の性格から、放課後は日が沈むまで野外（中学は水泳部・高校ではハンドボール部に所属）、日没からは屋内でピアノの練習というバランスで毎日を過ごす。その為、体力と人並み以上の身体能力・粘り強さ・コミュニケーション能力がこの幼少期～高校生までに鍛えられる。

ピアノは3歳から始め、８歳からはピアノと並行して大学附属の音楽教室でソルフェージュ、打楽器、合唱をそれぞれ10年間学ぶ。打楽器や合唱は楽しむスタンスでストレスのない学びの時間を送ることが出来たが、ピアノに関しては先生の仰ることを妄信し続け、自分の個性を出すという感覚はなかった。

音大に進学してからは音楽中心の生活を送るが、思い通りに弾けないのは単に練習量が足りないからだと思い込み、体育会系で培った「根性」という名のエビデンスのない自己満足で身体を酷使した練習を続ける。その結果、指の故障に悩まされ痛み止めを打ちながら本番に臨むことも少なくなかった。

また、自分なりに表現することを楽しんでいたピアノも歳を重ねるにつれてプレッシャーを大きく感じるようになり、練習と本番の演奏の違いに悩み始めた。

ピアノを指導する立場になってからもこの故障や精神状態からは離れることが出来ず、身体に負担のかかる演奏法に疑問を感じ始め、「音楽家のための身体と思考」を学ぶため[BODY CHANCE][ self quest lab ]の2校で8年の授業を受講。卒業後は、アメリカに本部を置くアレクサンダーテクニークの国際機関（ATI)の教師に認定される。

演奏する身体の地図と取扱いを明確にしたことで、自分の演奏に必要のない習慣があったことに気付き、同時に演奏や練習の際の思考もパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことも学ぶ。演奏するという事が明確になるにつれ自分自身の演奏も上向きになり、レッスン時間は充実した喜びの時間と変わる。並行して生徒の増加につながっていき、これまで1000人以上の指導経験をもつ。最適な思考のプロセス作りを活かし、ピアノを愛する演奏家の皆様にお伝えしていくことが大きな喜びとなっている。

現在は身体と思考のアプローチから大人のプライベートレッスン・WSを東京と浜松で開催。お子様の入会は紹介制となっている。

・ピアノを串戸悦子、故串戸弘三郎、故的場喜美、故エルジェーベト・トゥーシャ・2台のピアノをコンスタンチン　ガネフ、ジュリア　ガネフに師事

・アレクサンダーテクニークを
キャシー・マデン、トミー・トンプソン、デビ・アダムス、サラ・パーカー、マルコム・ボーク、バジル・クリッツア、ジェレミー・チャンス、嶋村順子、渡辺愛子、鈴木重子、芹沢紀美子、他　の各氏に師事、2021年11月　self quest labの授業・実習レッスン・ワークショップ開催・課題レポート提出・口頭試験を経て卒業

・ATI（アメリカに本部を持つ、アレクサンダーテクニーク国際機関）の認定教師資格を取得

・ＢＯＤＹ　ＣＨＡＮＣＥ東京　・Body Chance認定　　ＴＢコーチ（思考から身体へのアプローチ）、ＢＴコーチ（身体のメカニズムから思考へのアプローチ）

・大手音楽教室講師を経て・現在浜松にて音楽家のためのフィジカル&メンタルレッスン≪sfera－musica≫主宰　　　　

・2020　東京のスタジオにて演奏家と指導者のワークショップと個人レッスン開始　

・2020　８月15日～19日　アメリカ・コロラド筋膜解剖合宿(オンライン）に参加

・2021　１月10日・11日～アメリカ・コロラド筋膜解剖（頭部・頸部）オンライン・セミナーに参加

・2021　12月11日・13日～アメリカ・コロラド筋膜解剖（呼吸に関する器官）オンライン・セミナーに参加

・2022　4月16日・18日～アメリカ・コロラド筋膜解剖（骨盤周りの探求）オンライン・セミナーに参加

・2023　8月5日・6日自律神経系セミナーに参加（Kinetikos)

・2024　アメリカ・コロラドにて筋膜解剖合宿に参加予定