練習する量(努力)に上達の見返りを求めていませんか?

こんにちは。「信頼される指導力と根拠のある技術を身につける!」ピアノ講師とプレイヤーを応援する 山本玲です。

ピアノの上達や、何かしらの技術を習得するという事には練習は不可欠です。練習した時間に比例した結果が与えられはず・・・「努力は裏切らない・努力は報われる」と殆どの人々が思っている(願っている)ように感じます。・・・でもそれを言葉のまま信じてよいのでしょうか?

目次
1.努力は裏切らないって本当?
2.目的を持った練習の重要性
3.意味のある工夫とプロセス(手順・方法)

「努力は裏切らない・報われる」って本当?

坂道を登る人のイラスト

常に時計の針を気にしながら、「練習時間」の記録更新に喜びを覚えた幼い時期を過ごした方は少なくないのではないでしょうか(もれなく私も)。学び始めの曲の場合、反復練習も必要ではありますが、指導者や保護者の誤った声掛けによっては時間をかけてやった分だけ上達できると思い込んでしまうことがあります。

関節痛のイラスト(手首)

さらに目的(望み)から結果までの間のプロセスをすっ跳ばしたやみくもな反復練習は時間の浪費だけでは済まず、手の故障に繋がる場合もあります。

目的を持った練習の重要性

旧100ドル札のイラスト
ベンジャミン・フランクリン👆

アメリカの建国の父ベンジャミン・フランクリン(時は金なりの名言を持つ)も「同じことを何度も繰り返しながら違う結果を期待することを「狂気」という」と言ったと記録されていますし、

何を練習したか?ではなく、いかに練習したかが重要であるとは ピアニストであり最良の解釈家として高く評価されているバックハウスの言葉。
「ただ練習すれば良いのではなく、どのように練習するのかを”考える”ことがとでも大切である」と語っていたそうです。

意味のある工夫とプロセス(手順・方法)を考える

ピアノだけに留まらない事ですが、何かを習得したいと思い立った時に気持ち的な焦りから数打てば当たる「がむしゃら」行動に出がちです。ここでまず大切なのが、冷静に手順・方法を考えること。以前に記事に書いたものと類似しますが・・・
①のぞみを明確(具体的に一つに絞る)にする②観察する③分析する④プランを立てる⑤実験する⑥結果を判断する
仮にこれがプランAとして、そのプランAが思い描いた結果に至らなかった場合は、プランBを練るべく②~⑥を繰り返す。

観察を伴い、方法を工夫した思考錯誤が上達への近道だと思うのです。(自分一人で限界がある場合は指導者等に観察してもらう選択も出る)

量を求めるのではなく質にこだわった練習を重ねた場合の「努力」に限り「努力は裏切らない・努力が報われる」と言えるのかもしれません。

※コロナの緊急事態宣言もあり、実習生の募集は一旦締め切らせて頂きます。5月以降に再度募集のご連絡を申し上げます。