こんにちは。「信頼される指導力と根拠のある技術を身につける!」ピアノ講師とプレイヤーを応援する 山本玲です。
春から夏にかけ、様々なステージやコンクール、セミナーにチャレンジするお子さんがお教室でも多くみられます。
最近のお子さんは習い事も多く、忙しい毎日を過ごしていますので効果的な練習をするよう指導してます。
ただ
どうしても非効率的な「反復練習」をしてしまう生徒さんが多い・・・・
反復練習は前回の「演奏者が知っておきたいお得な事・4『反復練習の意義を知ることで身体の故障を引き起こすことなく、効果的に結果を手に入れる!』」でもお伝えしたように、やり方によっては間違った使い方をインプットしてしまう危険性もあります。プランのない、惰性的な繰り返しの練習で偶然弾けるのを待つのは、非効率ともいえます。
お教室では以下の「練習方法」を指導しています(低学年以下の生徒さんは親御さんのご協力が必要になります)。
演奏
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①情報収集
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②分析
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③プラン(選択肢)
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④実験
⇩
⑤フィードバック
上の図を解説すると・・・
①情報収集・・・演奏後、その日(またはその練習で)望むイメージで弾けなかった箇所をピックアップ⇨一つだけチョイスする。
②分析・・・本来はどのように弾きたいのか?何故そのような事が起きるのか?を分析し原因を明確にする。(運指・目線・準備・テンポ・表現etc・・・)成功したときがあるならば、その時に何を考えていたか?を思い出してみる。
③プラン・・・②の分析に沿って、解決できると思われるそれぞれの具体的なプランを考えられるだけ出す。
④実験・・・②で出したプランを一つ試す。
⑤フィードバック・・・④の実験を客観的に振り返る。(結果を踏まえ、他の改革案を検討する)
(最適なプランが見つかるまで③プラン(選択肢)⇨④実験⇨⑤フィードバックを繰り返す。)
また、集中力の続かない低学年のお子さんには長時間の練習よりも1回に20分前後の短時間練習を数回取ることもお薦めしています。
勿論
「弾きたいイメージを明確にもつ」
「バランスの良いポジション=坐骨の前側に座る(頭がふんわりと脊椎に乗り、背中を長く広くする。骨で体重を支え、必要な筋肉のみ使う)」
ことは大前提です。