ATI(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)の教師資格取得への道のり・vol.Ⅰ

~取得しようと思った、意外とシンプルなきっかけ編~

アレクサンダーテクニーク教師資格は国家資格ではありません。数時間のワークショップを受けただけ、もしくは独学の学びでもアレクサンダーテクニークを教えることは自由です。(これはピアノ講師も同じですね。音大や音楽専門学校、民間の企業の級を持っていなかったとしても「ピアノ講師」として教えることは違法ではありません)

私はアレクサンダーテクニークとの出会いはかれこれ10年ほどになりますが、ピアノ演奏に取り入れることの面白さとエビデンスのある指導に活かせることに満足していて、「資格取得」はとくに目指すものではありませんでした。そんな私がATⅠ(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)の教師資格を受けよう!と、思い立ったきっかけまでをシンプルにお伝えします

  • 2013年 長年の自身のテーマであるステージでの”あがり”と”指の故障”の悩みの解決をするため、アレクサンダーテクニークをジャズシンガーでもありアレクサンダーテクニーク教師でもある鈴木重子さんのWSや個人レッスンで学び始める
  • 2015年4月 アレクサンダーテクニークをより深くピアノ指導にいかすため「BODY CHANCE」 演奏家のためのアレクサンダーテクニーク教師養成コース(新宿校)に入学し、その後、学校認定のシンキングボディーコーチ・ボディーシンキングコーチの資格を取る
  • 2019年11月 所属する学校の演奏家に特化するコースがなくなったこともあり、信頼できる音楽家のためのAT(アレクサンダーテクニーク)の学校、”セルフ・クエスト・ラボ”に移籍する(この時も教師養成コースではありますが、目的は深い学びのため)
  • 2021年 任意の資格試験を渋る我が子に向けて「資格を取る目的でやるのではなく、それに向かって準備するプロセスが貴重な学び」と口から出た自分の言葉にはたと気付き、自分も取得へ向けて積極的に始動開始!
  • 2021年 11月 1600時間の国内外の先生の授業や毎月の課題とレポート提出、口述試験、実習生レッスン期間を終えATの学校を卒業
  • 2021年 12月 シアトルのATのマスターティーチャーであるキャシーマデン先生にコンタクトを取り、2か月後に試験を受けることになる
  • 2022年 2月 キャシー先生のアセスメントを無事通過(このあたりの詳細はvol.Ⅱで)
  • 現在 2人目のマスターティーチャーとのコンタクト&アセスメントを準備中

準備とアセスの繰り返しを過ごしていて感じることは、結果以上に過程の段階で得られるものが大きいという事。アセスメントを受けることによって、自分の指導面での得意なスキルと補足した方がよいスキルがあらわになってきています。苦手な面に向き合うことを内心恐れていて「受けない理由を探していた」自分にも気づきました。そして、不得手なものに直面する恐ろしさよりも自分自身が得意とするスキルに気付けたことは大きな宝です。

つづく・・・